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超硬Hard Metal

超硬合金は、炭化タングステン(WC)に代表される極めて硬い合金です。W(タングステン)、Cr(クロム)、Mo(モリブデン)、Ti(チタン)、Zr(ジルコニウム)、Hf(ハフニウム)、V(バナジウム)、Nb(ニオブ)、Ta(タンタル)などの9種類の炭化物を、Fe族[Fe(鉄)、Co(コバルト)、Ni(ニッケル)]金属で結合(焼結)した合金の総称で、高温と硬さの特性に優れる導電性材料です。セラミックの硬さ(曲げ強さ)と金属の壊れにくさ(破壊靭性)をもつ耐熱材で、主に加工具(ドリル・バイト等の切削工具)に使われ、自動車部品等を製造する際の金属粉末冶金金型としても使われています。 その超硬合金からなる超硬時計部品がスイス高級腕時計のケースに装飾用途として、1960年代、世界で初めて採用され、鏡面研磨された時計ケース材質は、コンクリートに擦ってもキズがつかない腕時計として注目を集めました。重量感がある超硬時計の代表的な炭化タングステン(WC)材料のみならず、比重が軽い炭化チタン(TiC)、琥珀の色調を持つ炭化タンタル(TaC)など、それぞれに合金素材の特色を活かしたものを、当社でも提供しています。

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