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レンズドファイバはバタフライ型モジュール、特に光ポンプモジュールとの直接結合を可能にする接続部品です。
ファイバ端に放電や、エッチング、研削・研磨加工により、LDやPDとの接続に適したレンズ形状を作成します。
レンズドファイバには、マイナスドライバー形状をしたCLF (Cylindrical Lensed Fiber)、円錐形状をしたSLF (Spherical Lensed Fiber)等があります。
又、レンズドファイバにメタライズやARコート、金属パイプ、FBGを組み合わせることも出来ます。
基本的にカスタム製品であり、お客様のご要望に応じて、当社の豊富な経験を基に、最適な設計をご提案させていただきます。
レンズドファイバ加工技術
- ビームパターンに応じてレンズ形状を選択
- 専用の加工機(内製)を使用し、先端のR部を含め全て研磨加工。
- 加工中に都度光を通し、コア部を確認しながら加工を行うため偏心を小さく抑えることが可能。
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レンズ形状 | ビーム形状 | 使用実績 |
---|---|---|
スフェリカルレンズドファイバSpherical Lensed Fiber(SLF) ![]() |
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シリンドリカルレンズドファイバCylindrical Lensed Fiber(CLF) ![]() |
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バイコニカルレンズドファイバBiconical Lensed Fiber(BLF) ![]() |
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使用例
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スフェリカルレンズドファイバSpherical Lensed Fiber
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円形のビームパターンとの結合に最適なレンズファイバ
スフェリカルレンズドファイバ(SLF:Spherical Lensed Fiber)では、光ファイバの端部をコアが頂点となるように円錐形状に加工し、円錐先端部を半球形状の曲率を持たせることでレンズにしています。SLFは円形のビームパターンを有する光に対して優れた結合効率を有します。光通信LDモジュールや、光導波路、Si細線導波路、PDへの出力、LDからの入力、微小領域の照明用などに用いられています。
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使用例
レーザダイオード(LD)との結合 |
光通信LDモジュール(信号光) |
光導波路・Si細線導波路との結合 |
光プローブ |
フォトディテクタ(PD)への出力 |
光電子集積回路(OEIC) |
微小領域の照明用 |
ガスセンサ |
VCSELとの結合 |
メタンガスセンサ |
スポット照射 |
サイズ
レンズ半径 |
3≦R≦20 [μm] |
ストリップ長 |
5≦Ls≦30 [mm] |
ファイバー |
SMF, MMF, PMF, Speciality Fiber |
テーパー角度θ |
50 ~ 140, Special :5 ~15, 30 [deg.] |
オプション
ARコート |
980, 1310, 1480, 1550 nm Reflectance Max. 0.3% |
メタライズ |
Chemical Plating Ni, Au / Physical Sputtering Ti, Pt, Au |
The Coupling Efficiency of SLF
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The Coupling Efficiency profile
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シリンドリカルレンズドファイバCylindrical Lensed Fiber
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980nm レーザー、光導波路との結合に最適なレンズファイバ
シリンドリカルレンズドファイバ(CLF:Cylindrical Lensed Fiber)では、コアの中心軸に対して対称に傾斜平面を形成してマイナスドライバー形状に加工し、先端部に半円筒形状に曲率を持たせることでレンズ(シリンドリカルレンズ)にしています。CLFは、扁平に拡散した楕円形状のビームパターンに対して優れた結合効率を有します。光増幅用LDモジュールや、ハイパワーLDモジュール、光導波路などに用いられています。
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使用例
LDとの結合 |
光増幅用LDモジュール 、 ハイパワーLDモジュール (レーザー加工用、医療用) |
特殊波長帯(可視、その他)でのスポット出射 |
波長可変レーザアセンブリ(ITLA) |
光導波路・機能性導波路との結合 |
光ファイバジャイロ |
仕様
ファイバ |
SMF / MMF / PMF / Speciality Fiber |
レンズ半径 |
3≦R≦20 [μm] |
ストリップ長 |
5≦Ls≦30 [mm] |
テーパー角度θ |
50 - 140 [deg.] |
オプション
ARコート |
980, 1310, 1480, 1550 nm Reflectance Max. 0.3% |
メタライズ |
Chemical Plating Ni, Au / Physical Sputtering Ti, Pt, Au |
The Coupling Efficiency of CLF
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The Coupling Efficiency profile
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バイコニカルレンズドファイバBiconical Lensed Fiber
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楕円形状のビームパターンとの結合に最適なレンズドファイバ
バイコニカルレンズドファイバ(BLF:Biconical Lensed Fiber)では、CLFのようにマイナスドライバー形状に加工された傾斜平面と直交する方向に、同じようにコアの中心軸に対して対称にもう一つのマイナスドライバー形状が形成されて角錐状になっています。2つの先端部はそれぞれ半円筒形状に曲率を持たせることでレンズになっており、それぞれの曲率を変えることで、楕円形状のビームパターンの長軸と短軸に対応させることが可能です。光増幅用LDモジュールや、光導波路などに用いられています。
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バイコニカルレンズドファイバ
- LDとの直接結合のアスペクト比が2:1で用いられることが多い
- 高い結合効率
- 1310nm、1480nm及び1550nmのLDとの結合に最適
- その他波長はお問い合わせください
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使用例
レーザダイオード(LD)との結合 |
光増幅用LDモジュール |
特殊波長帯(可視光、その他)でのスポット出射 |
ハイパワーLDモジュール |
光導波路、機能性導波路との結合 |
サイズ
ファイバー |
SMF, MMF, PMF, Speciality Fiber |
レンズ半径 |
3≦R≦20 [μm] |
ストリップ長 |
5≦Ls≦30 [mm] |
テーパー角度θ |
50 - 140 [deg.] |
オプション
ARコート |
980, 1310, 1480, 1550 nm 反射率 0.3% |
メタライズ |
Chemical Plating Ni, Au / Physical Sputtering Ti, Pt, Au |
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