光マスターコネクタ付きコードは、各種光デバイスや光コネクタ付きコードの光学特性測定に使用される、マスター特性を持った光コードです。マスター端側にFC、SC、MU、LC等の各種光コネクタを取り付け、もう一端にFCやSCのAPCコネクタを取り付ける物が一般的です。
当社のマスターコードの種類は3種類あり、挿入損失の測定を目的として、ファイバコア偏心量を0.5ミクロン以下に調整して、低損失に仕上げた「コネクタ付きマスターコード」。反射減衰量の測定のために最適な研磨を施して低反射に仕上げた「反射減衰量測定用マスターコード」。コネクタ付きファイバ組み立て時のファイバコア調芯作業を簡略化する「偏心マスターコード」の3種類です。
当社のマスターコネクタ付きコードには、当社の高品質ジルコニアフェルールとコネクタハウジングが使用されており、常に安定した性能、品質を提供可能です。また、主要部材の内部調達により圧倒的な低コストを実現しております。
特性
- 挿入損失:≦ 0.1dB(偏芯マスターコード:≦ 0.5dB)
- 反射減衰量:≧ 55dB(PC)/ ≧60dB(APC)
- 曲率偏心:≦ 30μm
- 曲率半径:10mm≦R≦20mm、7mm≦R≦20mm(LC)、5mm≦R≦12mm(APC)
- ファイバ凹み量:±0.05μm
- ファイバコア偏芯量:≦0.3μm、≦ 0.4μm、≦ 0.5μm
(偏芯マスターコード:1.5μm~2.5μm)
※マスター側
マスターコード 製品一覧
- 最高品質フェルールの採用により安定したマスター特性を実現
- 最適化されたアセンブリ加工技術
- 高い信頼性
単位:ミリメートル