日本国内ではまだまだ浸透の薄いタトゥーも海外ではひとつの芸術・ファッションとして幅広い層の人々から支持をされています。
現代のタトゥーマシンはコイル式とロータリー式の2種類が主流となっており、後者の方は筐体内部に埋め込まれたモーターによる駆動がなされています。Orbrayはこのロータリー式タトゥーマシン向けにφ16のブラシモーターを提供しています。
ロータリー式の構造はブラシモーターの出力軸先端に偏心カムを取付け、それを回転させる事でニードルを上下に動かす仕組みとなっています。シンプルな機構ではあるものの、偏心カムの動作による出力軸ラジアル方向への負荷は大きくなる傾向があり、堅牢なつくりをしたブラシモーターが必要不可欠となります。また術者は長時間に渡りマシンを手に持ちながら作業する為、モーターからの振動を極力小さくし、術者の負担を減らすよう配慮する事も重要な要素のひとつです。
このような技術的要求に対して、Orbrayの小型モーターは出力軸の強度アップを目的にボールベアリングを採用しています。そして、小型モーターの振動を最小限に抑える為に最適化したロータを適用しています。
高速回転 / 低振動