RCサーボ(ラジコン用サーボ)は模型の自動車や飛行機、ヘリコプター等に組込まれるアクチュエータを指します。サーボ内部には数段の歯車とポジションセンサー、駆動回路、そしてモーターが配置されており、プロポと呼ばれるコントローラから受けた信号に従って車のタイヤの向きを変えたり、飛行機の翼の角度を調節したりします。
Orbrayは国内のサーボメーカー様を中心にこれまで数十年に渡りお取引をさせて頂いてきました。参入当初はφ10㎜の
ブラシモーター
が主力の製品でしたが、バッテリーの進化に伴い求められるモーターの姿も変化し、現在では接点部の寿命課題を克服したφ12、φ17の
ブラシレスモーターが一番の売れ筋となっています。
サーボに求められる小型モーターの特徴として、素早い応答性と高出力の2つがあります。小型モーターの動作開始から最高回転数の63.2%にまでに達する迄の時間を機械的時定数と呼びますが、サーボ用モーター(RCサーボ用モーター)ではこの値が15ms以下になる事が必須条件とされ、非常に速い動作レスポンスが求められます。
また選手権に出場するようなレースカーや、飛行機・ヘリの機体等に搭載されるサーボは、急なカーブを曲がる際に大きい負荷がかかったまま勢い良く方向転換をしなくてはならない場合や、翼長数mもあるような大型機の翼を空気抵抗に負けずに角度調整しなければならない場合があります。この動作のために、モーターには一時的に大電流が投入され高い出力を生み出す事が求められます。
OrbrayのRCサーボ用モーターはこれらの諸条件に合わせて最適化された特別なシリーズです。 ブラシモーター
のスタンダードCRSから ブラシレスモーター
の高出力タイプであるBRT等、様々な機種を取り揃えています。詳細は下記リンクよりご確認下さい。
応答性 / 高トルク