ふるさと企業大賞を受賞しました
Orbrayは、雇用創出やSDGsの取り組みなど評価され、令和5年度「ふるさと企業大賞」を受賞し、11月21日に湯沢市役所にて伝達式を行いました。
ふるさと企業大賞とは、ふるさと財団が地域振興に資する事業活動を実施している民間事業者を顕彰し、その活動を全国に広く周知することにより、地域の振興・地域経済の活性化と魅力あるふるさとづくりの推進に資するものとして、平成14年度より「ふるさと企業大賞(総務大臣賞)」の表彰を行っています。
出典 地域総合整備財団(ふるさと財団)
https://www.furusato-zaidan.or.jp/yushi/kigyotaisho/
Orbray 受賞のポイント
- 湯沢工場で働く職員の8割が県内出身者、市内居住者は6割と、雇用創出に貢献。
- 地域に根差したリーダーの育成に寄与したいとの思いから、地域の児童や生徒の見学受入や、学生を対象にワークショップ「ふろぷろOrbray」を開催。
- 参加者が自らの将来を考える際に、市内への就職が視野に入ることも期待。
- クリーンアップを独自事業として毎年実施するほか、植樹、ユニフォームの再利用など、SDGsへの取組みも積極的に実施。
社長挨拶
湯沢市のご推薦により、「ふるさと企業大賞」を受賞いたしましたこと、心より嬉しく思います。この栄誉は、主催者である地域総合整備財団、湯沢市と地域の皆様の温かいご支援のおかげでございます。心より感謝申し上げます。
当社は、来年で創業85年を迎え、湯沢市での工場操業は57年になります。創業以来の宝石加工技術「切る、削る、磨く」を活かし、湯沢を拠点に世界に製品を提供してまいりました。最近では、Orbrayダイヤモンドが注目を浴び、次世代のパワー半導体、電気自動車、量子コンピューターなどへの展開が期待されています。今後も技術革新と着実な経営計画を通じて、成長を続けていきたいと思います。
湯沢工場で働く従業員の8割が県内出身者であり、市内居住者も6割に達しています。今年5月に発表させて頂きました、湯沢市への新本社一部移転、新工場計画により、さらなる地域雇用の促進、地元の経済への貢献を一層追求してまいります。
ここ数年は、地域リーダーの育成に焦点を当て、地元生徒への工場見学や「ふろぷろ Orbray」のワークショップのなど、若者たちが将来的なリーダーシップを発揮できる環境づくりに取り組んでいます。地域社会において持続可能な未来を築く一翼を担い、地元出身の若者たちが地元で活躍する場を広げる方針です。
また、8月から湯沢市で稼働を開始した新工場Orbray [TRAD] では、カフェスペースを設けており、市民の皆様に広く開放していく予定です。こちらで講演会などを行うことにより、交流や学びの場にしていきたいと思います。地元企業との連携や湯沢市独自の新しい取り組みなどに協力し、共に魅力ある街づくりを目指したいと思います。
最後に、この受賞は皆様のご協力があって成し遂げられたと思います。今後も皆さまと一緒に、未来を共に築いていきたいと思います。引き続き、ご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。誠にありがとうございました。