SDGsの取り組み~ふろぷろADNaの中間報告会
代表取締役社長 並木 里也子
12月11日に「ふろぷろADNa」の中間報告会が行われました。ふろぷろは、高校生たちがやりたいことを実現するためのスキルを身に付けられるように、大学生たちがワークショップを通じてサポートする活動です。この日は、高校生に対するアドバイザーとして、湯沢市の佐藤一夫市長、学校の枠を超えて教育問題に取り組む奥真由美さん、横手の町おこしに取り組むNPO法人Yokotterの田畑晃子さんをお迎えしました。
Orbrayはふろぷろと一緒に横手と湯沢で10月に「ふろぷろADNa」をスタート、これまでに5回のワークショップを行いました。参加した高校生は、一人ひとり、地域の課題を掘り起こし、自分が取り組みたいプロジェクトを選び、ふろぷろのメンバーのサポートを受けながら課題解決のための行動計画を練り上げました。
幸せにし隊プロジェクト
中間報告の1番バッターは「幸せにし隊」のひろむ、ゆうき、きりと、たつきの4人。横手も湯沢も豪雪地帯なので、高齢者の家や空き家の雪寄せ問題について考え、高校生にボランティアで雪寄せをしてもらう仕組みを構想しました。
「幸せにし隊」インスタグラム https://www.instagram.com/shiawase_nishitai/
MRTプロジェクト
次のチームMRTのまさや、りゅうのすけ、とわは、湯沢や横手の人口減少問題とマスクの廃棄物問題を取り上げました。一見関係なさそうにみえるこの2つの問題ですが、人口流出を防ぐには地域の魅力を発見し発信していくことが重要、マスクの廃棄を減らすためにはマスクの洗濯を広げる活動をしようと考えました。そして、この2つを実現するため、地域の人を集めてワークショップを行い交流の機会を作ることで一挙に解決できるのではないかと提案しました。
「MRT」インスタグラム https://www.instagram.com/FROPRO_MRT/
「MRT」TikTok https://www.tiktok.com/@fropro_mrt3
知見発見プロジェクト
3番手のこうだいは、高校生たちが学校の勉強以外の知的活動に参加していないと感じ、知的好奇心を高めるためワールドカフェという形式で身近なテーマについてディスカションをすることを提案しました。
3組のプレゼンに対し、アドバイザー3人が、それぞれの立場や経験に基づく厳しめな意見をバシバシとぶつけ、高校生は、そこは話し合っていませんでしたと、タジタジな場面もありましたが、たくさんの気づきが得られたと思います。
参加した生徒たちは、これまで地元の課題を認識はしていても、それを自分ごととして解決しようと考える機会はあまりなかったのではないでしょうか。ふろぷろANDaはそうしたことを真剣に考えるいい機会になったと思います。
彼らのプロジェクト、1月22日の最終報告までに、どこまで進化するのでしょうか。楽しみでしかたがありません。
関連リンク
SDGsの取り組み~ふろぷろADNaのワークショップがスタート!
ふろぷろADNAインスタグラム https://www.instagram.com/fropro_adna/
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