無電源センサーネットワーク
無電源センサーネットワークは、IoTセンサー機器が外部電源や電池なしで動作するための技術です。自己発電で得られた電力だけを使用して、センサーを動かし、データ通信ができるようになります。 この技術により、環境に配慮した省エネルギーな動作が可能になります。つまり、電源の心配がなくなり、持続可能な運用が実現できるのです。
無電源センサーネットワークの可能性
IoTが普及した時代では、無線ネットワークが必須になり、それを支える多くのセンサーが使用されます。
こんなお困りごとはありませんか?
IoT機器の導入にあたり、以下のようなお困りごとはありませんか?
- ・センサーまで電気配線できるのかな…
- ・IoT機器を導入するには初期投資もランニングコストもかかる…
- ・電池が切れたら機会損失になるし…
- ・長自己放電が課題だなぁ
- ・IoTが普及するほど、センサー端末が増えて電力供給が課題に…
振動発電による無線送信デモ
無電源振動発電デバイスによる、920MHz帯特定小電力無線を利用した無線通信システムのデモ動画です。1回の動作で10回以上の無線送信に成功しています。
また、1台の試作からの小ロット対応も可能です。
Orbrayの無電源センサーネットワークの特徴
01.長距離の通信が可能
一般的な振動デバイスの発電力では、短距離の通信しかできませんが、Orbrayの振動デバイスは高出力発電のため、長距離の通信が可能。例えば見通し数百メートルや数キロメートルのLPWA無線を使用することもできます。
市販のセンサーが使えるため、さまざまな用途での活用が考えられます。
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02.一度の動作で十数回の無線信号を送れる
また、高出力発電により、一度の動作で十数回の無線信号を送れることも大きなメリットの一つです。
振動発電デバイスなので、振動がないともちろん発電しません。つまり、無線送信に失敗してしまうと、リカバリが困難になります。
一度の動作で確実に無線送信を成功させる特徴は、通信の信頼性と安定性を向上させるのに必要不可欠です。