BUSINESS & TECHNOLOGY事業・技術紹介
社員一人一人がオーダーメイド技術力、生産力、創造力を追求し、日本のものづくりを推進していきます。

社員一人一人がオーダーメイド技術力、生産力、創造力を追求し、日本のものづくりを推進していきます。
CATEGORY
当社は1939年、電気メーター用サファイア製軸受部品の製造からスタートしました。以来、宝石など硬くて加工の難しい素材を「切ったり」「削ったり」「磨いたり」して超高精度な部品を製造しています。この事業は現在まで当社の基幹事業として続いています。 伝統的な加工を極めた匠の技にレーザー加工や接合など先端技術を組み合わせる事で、他社には真似のできない精度で顧客要望に沿った製品を提供し続けており、医療・半導体などの最先端産業を含め世界中から高い評価を受けています。
国内外の高級腕時計ブランドの内/外装部品の新たな素材として、当社製品の特殊形状のサファイアやセラミックケースなどが採用されています。
最先端医療から、通信、AIまで、半導体は現代生活に不可欠です。当社製品のキャピラリやノズルは、半導体製造装置の高精度なキーパーツとして使用されています。
当社のサファイア基板は、半導体やディスプレイなどの製造に欠かせない部材です。高平坦研磨や形状コントロール、高品位洗浄などは世界中のお客様から高く評価されています。
近年ブームが再燃しているアナログレコード用再生針では、当社が長年高いシェアを維持しており、また宝石加工技術を活かしたオーディオ用アクセサリの企画製造も行っています。
生成AIやSNSの普及による世界的な通信需要の高まりは、データトラフィックに不可欠な高速・高信頼光ファイバ通信網への要求に繋がっています。半世紀前の光ファイバ黎明期より接続のキーバーツであるフェルール・スリーブを市場へ提供し、技術トレンドの変遷に伴い、現在は世界課題である光通信システムの大容量・低消費電力化に向けた光電融合デバイスで世界をリードします。
光ファイバ用コネクタ部品を、日本で唯一素材から完成までの一貫生産ラインで製造。世界標準として認知されています。
自社製造のハイエンドフェルールを使用する事で達成する低損失な光ファイバ伝送は、通信基地局やデータセンターで活躍しています。
ナノミクロン精度のMEMSミラーを用いたMEMS光デバイスは通信システム内のスイッチングやパワー調整に用いられます。
ファラデー効果を応用する事で光ファイバを用いた電流測定を可能とします。発電所からEVまで幅広い用途に採用されています。
1973年の世界最小φ10mmDCコアレスモーターの開発以来、Orbrayモーターは日本におけるDCコアレスモーター・超小型モーター(マイクロモーター)のパイオニアです。 モーターマニファクチャラーである当社ならではのユニークな発想で、最適なモーターと精密組立技術を融合し、測定機やロボット、医療機器ユニットなど、幅広い分野で必要とされるモーターユニットを生み出しています。
OrbrayのDCコアレスモーターは宝石加工で培った超精密加工技術をベースに、コアパーツを進化させ、より最適な磁気回路による高効率モーターを実現しています。
ロボット関節に適した構造にする為、限られたスペースに駆動用モーター、歯車等を緻密且つ最適なレイアウトで配置、『超小型クラッチ機構』『非接触ポテンショメータ』等を搭載。
最大50N(5Kg)の把持力と精密制御で、複雑な組立・検査も安定して実行。小型軽量ながら高剛性を実現し、多様な産業で活躍します。生産性向上と自動化推進に貢献します。
「今まで見えなかった細孔内周面のビジュアル化」を可能にした新しいコンセプトの測定機です。世界最小Φ0.9mm モーターと、光通信技術を持つ当社ならではの測定です。
1980年代より医療機器の製造を開始以来、OEM・ODM 製造を通じて、多くの高品質な医療機器を世界市場に提供しています。
お客様と緊密に連携し、量産製造を見据え、的確なDFM(Design For Manufacture)を考慮した医療機器の開発設計サポート、信頼できるサプライチェーンの確立、修理、サービス部品の供給等、製品の完全なライフサイクルサポートを行っています。
コア・コンピテンシーであるタイ工場はISO13485認証された医療機器の製造拠点であり、医療機器国際基準に基づいた品質管理システムを構築、FDA(米国 Food and Drug Administration) やCEマーキング(Conformité Européenne)の要求事項に適合する製品の製造をサポートし、世界市場に供給しています。
私たちは創業以来の研磨技術と30年以上にわたる人工宝石の育成技術を磨き、その技術と知見を活かし、世界が注目する「人工ダイヤモンド」の研究開発に取り組んでいます。ダイヤモンドは絶縁耐圧や熱伝導率に優れ、「究極の半導体材料」として期待されています。しかし、半導体用の大型ダイヤモンド基板の製造は長年不可能とされてきました。当社は独自の「マイクロニードル法」や「ステップフロー成長法」を開発し、世界に先駆けて直径2インチの高品質ダイヤモンド基板の量産技術を確立。
現在、自動車産業との共同研究や世界的企業との戦略的提携を通じて、電気自動車用パワー半導体や量子コンピューター等、次世代技術の実用化に向けた開発を加速させています。
Orbrayの研究開発部門では、「切る、削る、磨く」の匠の技に先端技術を融合させ、ナノレベルの精密加工技術を追求しています。難加工材の微細加工から素材開発まで、幅広い技術領域で10年後、20年後を見据えた研究開発を展開中です。
機械工学、電子工学、材料科学、バイオ工学の知識を統合し、従来の枠組みを超えた研究開発により、情報通信、医療、ロボット、航空宇宙分野での課題解決に取り組んでいます。グローバル企業との共同研究や産学連携も活発で、さまざまなアイデアが実用化される環境が整っています。
単なる科学技術の追究ではなく、社会に貢献する実用化研究を重視し、人類の未来を支える技術開発を推進します。
マイクロモータ制御技術を開発。マイコンを用いた電気回路設計、C言語によるファームウェア開発、PCアプリ開発に加え、医療機器向けモータや高精度ギアにも挑戦。培った技術で性能を追求し、製品の進化を支えます。
多孔体セラミックスの可能性を追求。素材全体を貫通するミクロン単位の微細孔が、新たな価値を創造します。素材開発と応用開発を両輪で進め、社会のニーズに応えるべく、環境、エネルギー、医療分野への貢献を目指します。
光が通る経路を自ら形成する革新的な光接続技術について、材料から製品まで幅広く研究を行っています。 高密度光ファイバやシリコンフォトニクス分野への自己形成型光導波路を実現しています。