Orbray株式会社(旧アダマンド並木精密宝石)ブログ。技術のトレンド、製品のワンポイント、SDGsなどについて紹介していきます。

表面粗さ測定機とは

   最終更新日:    公開日: 2021/12

表面粗さとは、物の表面にある微小な凹凸を表したものです。物の表面には目に見えないほどの連続した細かい凹凸があり、この大きさの違いにより、触れた時にザラザラやツルツルとした感覚が手に伝わります。表面粗さ測定機は、この表面粗さを測定する装置です。

接触式表面粗さ測定機

表面粗さの測定方法は、接触式と非接触式に分かれます。接触式は、ダイヤモンドなどの硬い素材で作られた、触針と呼ばれる針の先で非測定物の表面をなぞることで測定を行います。汎用性が高く、表面の状態を直接的に見られるので、従来から広く用いられてきました。針で表面をなぞるので、非測定物にキズがつく可能性があり、粘性の高いものや、針の先端よりも小さい溝の計測はできません。

非接触式表面粗さ測定機

非接触式のものでは、光の干渉を用いるものや、レーザー光の焦点移動を用いるものなどがあります。非接触なので測定物に傷がつかず、高速に測定することが可能ですが、反射しやすいものや透明な物の測定には不向きです。 表面粗さの測定に関しては、国際規格としてISO 25178において評価方法が定められています。


Orbrayの光干渉式内周面精密測定機は、専用測定機を使って別々に測定しなくてはいけなかった内径、真円度、表面粗さ、三次元形状を非接触同時測定することが可能です。
詳細は以下のページをご覧ください。

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