レコード針の歴史

Orbrayは、創業以来の宝石加工技術を活かし、1940年代後半からサファイアレコード針の製造を始めました。その後レコード針をどんどん進化させ、レコードブーム最盛期には、ダイヤモンドレコード針を中心にレコードカートリッジやレコードアクセサリーを販売し、世界中にOrbrayの名前を轟かせました。
その時代に、池田圭氏に協力を得て、レコードのはなし という小冊子を作成しました。何回に分けて、その内容を少しずつ紹介していきたいと思います。
針先とレコード針の年表

レコード業界での出来事
1877 エジソン、円筒式蓄音器を完成
1885 ベル、ロウ管を開発
1887 ベルリーナ、円盤式蓄音器を開発
1894 ベルリーナ、円盤レコードのプレス作業に成功
1900 蓄音器、手動式からゼンマイ式に
1909 日本で最初の平円盤と蓄音器が発売される
1920 米国でラジオブームが起こりレコード産業は一台危機に直面
1924 ベル研究所、電気録音の実験に成功
1933 べル研究所、ステレオの実験を行う
1948 CBSコロンビア、LPレコードを発表
1957 ウエストレックスの45/45ステレオ方式が完成
1970 日本ビクター、世界初のレコードによるディスクリート4チャンネル方式を発表
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