黒石市キッズハローワーク
今年で4回目となる黒石市の「キッズハローワーク」が、2024年10月24日に市内の体育館 スポカルイン黒石で開催されました。
当社は3回目の出展です。
市内3つの小学校から5年生124人が参加。地元企業や誘致企業、病院、自衛隊など14の企業や団体がブースを設け、説明資料や職業体験に必要な機材などを用意して子どもたちを待ち受けました。子どもたちは、この中から3つを選んで職業体験をします。
今年も市長の挨拶から始まりました。子どもたちはとても元気良く、目をキラキラさせながら市長の問いかけに元気よく答えていました。
4回目ともなると、どこの企業や団体も趣向を凝らして準備をし、子どもたちは本当に楽しそうでした。
他の団体や企業のブースをのぞいてみると、お菓子メーカーは、子どもたちにお菓子の陳列や箱詰めをやってもらっていました。
自衛隊のブースでは、重そうなリュックをしょって歩かせてみたり、介護施設のブースに行った子どもたちは、車いすの押し方を教えてもらいました。どれもやってみたいけれど普段はなかなか体験できないことばかりです。警察のブースでは鑑識のやり方を勉強。きっとこれからは、サスペンスドラマの見方が変わるでしょう。
当社のブースでは、黒石工場で小型モーターを製造しているので、それに関係する内容にしました。
研磨機で爪を削ったり、モーターが使用されているロボットと遊んでみたり。人力のレーシングカーの競争ではかなりヒートアップして大きな歓声が上がっていました。また里也子社長からは自身の体験談と当社の製品紹介をしてもらいました。
キッズハローワークは学校のカリキュラムの一環として行われています。
こうした職業体験を授業の中で行う地域は全国でも珍しいそうです。ほんのさわり程度ではありますが、子どもにとって将来の仕事のイメージを膨らませる機会はとても貴重だと思います。都会にはキッザニアなど設備の整ったテーマパークで職業体験ができる場所がありますが、黒石市のキッズハローワークでは、憧れの仕事に携わっている大人と直接触れ合ったり、リアルに仕事を体験してもらうことができます。このような取り組みがどんどん広がって、小学生のうちから自分がやりたいことを見つけられるようになると良いですね。