こどもインターンシップ みらいねっと弘前
黒石工場の周辺地域のこどもたちを対象に、8月1、2日の2日間、こどもインターンシップを開催しました。
県協力のみらいネット弘前が主催したこどもたちにものづくりの楽しさを体験してもらうこのイベントは、こどもたちにOrbrayの製品に触れてもらうよい機会となるだけでなく、社員にとってもいつも新しい発見があり、有意義なイベントです。
イベントのパンフレットを、黒石高校のデザイン科の生徒さんに作っていただき、弘前市の子供向けイベントのサイトでチケットを販売したところ、即日完売となり、企画担当者たちは本番前から手ごたえを感じていました。
インターンシップのメニューは、⓵工場見学、②モーターの軸を回して発電し、その電気でマリオカートを走らせて競争する体験、⓷ダイヤモンドを使った小型研磨機の組み立て体験、⓸関節などにOrbrayのモーターを使ったコミュニケーション・ロボットとのふれあい体験の4種類。
こどもたちは皆、楽しそうで、Orbrayの製品についての説明を熱心に聞き、活発に質問をしてくれて、担当した社員からは答えられない質問もありタジタジだったという声も聞かれました。
ロボットとの触れ合い体験では、それぞれのロボットにどんなモーターが使われているかをクイズにしてOrbrayの製品について理解を深めてもらいました。こどもたちは犬や人形型のロボットとすぐに仲良くなり、嬉しそうに遊んでいました。また、自分たちが一生懸命にレバーを回して発電した電気を使ったスリリングなマリオカートのレースも大人気でした。
対応した社員は、自分たちが製品を作っている時には想像したこともなかったこどもたちの嬉しそうな表情を見て感動していました。また、小さなモーターが回っている様子やモーターの製造過程で軸にコイルが巻かれていく様子をこどもと一緒に楽しんだという社員もいて、この体験がこどもたちにとって有意義だっただけでなく社員にとっても得難い体験となったようです。研磨機の組み立て体験を担当した社員は、いつもは完成品の検査の担当のため、研磨機がどのように組み立てられるかを知らなかった、非常に勉強になったと話していました。
参加したこどもたちの中には、「Orbrayに入社します!」と言ってくれた子もいて、社員たちを喜ばせてくれました。自社の製品なのにこどもの質問にしっかりと答えられないなど反省点もありましたが、担当した社員たちは、来年までに各製品の担当部署の協力を得てQ&Aを作成し、自分たちでしっかり理解した上で臨みたいと話していました。また、来年は自分たちが普段、行っているような部品加工の体験をしてもらうメニューも入れてはどうかと提案してくれる社員もいて、今から来年が楽しみです