ブラウブリッツ秋田スキースクールを満喫

代表取締役社長 並木 里也子

2月1日(土)、横手市と湯沢市の社員の子女向けにスキースクールを行いました。Orbray は、秋田のプロサッカーチーム「ブラウブリッツ秋田」がスポーツの普及や選手育成に関する活動を行うために設立した、NPO法人 ブラウブリッツ秋田スポーツネットワークが冬の土日に横手市の天下森スキー場で開催しているスキースクールに協力しています。今年はスキースクールの参加者、シーズン券の購入者が昨年に比べて3倍以上に増えました。
冬の間は晴れることが少ない横手ですが、この日は青空が広がりました。昨年に比べ今年は雪もたっぷりあり最高のコンディションでした。
コーチがたくさんいらしたため、丁寧にレベルに応じた指導をしていただきました。ゆっくりと休憩を取りながら滑ったグループもあるかと思えば、2時間のレッスン中、休みなく滑り続けた元気なグループもありました。
昔は、冬の体育の時間にはよくスキーをやっていたそうですが、最近は、雪国の子どもたちでもスキーに馴染みのない子が増えています。今回参加した子どもたちの中にもスキーがほとんど初めてという子も多くいました。
でも、たった2時間のレッスンで、リフトにも乗れるようになり、高いところから滑って降りてこられたことで、ずいぶん自信がついたと思います。
最初はスキー板の先端を「八の字」に固定する「トライスキー」という補助具を付けて滑り始めた子たちも、教室が終わるころには、ほぼ全員、補助具なしで滑れるようになりました。
並木家は代々、ウィンタースポーツが大好きな家族です。まずは祖父がスキーに熱中し、越後湯沢に宿泊施設を建て、従業員やその家族と一緒に行くようになりました。父もやはりスキー好きで、その影響を受け、私も2歳でスキーを始め、社員の皆さんのツアーにも参加し、一緒に滑ったり、会社スキースクールの校長先生も務めていました。
私は、新しいもの好きな父が米国から持ち帰ったスノーボードにのめり込み、競技にも参加。運動は苦手だったのにスノーボードは性に合い、全日本で優勝し、ワールドカップで世界を転戦するほど夢中になりました。選手をしていたころは常に限界にチャレンジし続け、楽しいことばかりではありませんでしたが、今、振り返ってみると多くの人に支えられて非常に充実したいい経験をさせてもらったと感謝しています。そして、私の人生を豊かにしてくれたウィンタースポーツを多くの人に親しんでもらいたいと思っています。
湯沢や横手からは30分でスキー場に行けるのに、子どもたちはあまりスキーをしていないと聞き、1年前からブラウブリッツ秋田と一緒にスキースクールを行っています。県南を中心にチラシを配布したことや昨年の参加者の口コミなどによりスクールの認知度が上がったせいかシーズン券を購入して頻繁にスキー場を訪れる子どもが増えたようです。
この日のスキー教室は子どもたちの反応も上々で、「コーチの人にほぼ付きっ切りで教えてもらい、本当に楽しかった、もっと滑りたかった」などと話していたそうです。

スキーは用具を揃えるのにとてもお金がかかります。去年ちょうどよかったスキーブーツが今年は履けなくなる成長期の子どもたちのために道具を揃えるのは大変です。
だったら逆に使用しないスキー用具もたくさんあるはず家にしまい込まれている用具で、もっとたくさんの子たちにスキーを楽しんでほしいと思い、ブラウブリッツ秋田と協力し、用具のお下がりを募ったところ、これまでに900点以上が集まりました!無料でレンタルできるようにしましたので、どんどんスキーを楽しんでもらいたいと思います!
ブラウブリッツ秋田 社会人スキーサークルも開催しました。