産学連携事業 食堂ロールスクリーンお披露目会

黒石高校 情報デザイン科 × Orbray株式会社 黒石工場
Orbrayは、黒石高校 情報デザイン科との産学連携事業の一環として制作を進めてきたロールスクリーンのお披露目会を3月27日(金)に同工場内にて開催しました。
本事業は、黒石高校 情報デザイン科の生徒38名とOrbray社員7名による共同プロジェクトであり、生徒の創造力と実践的な学びを、実際の職場空間へとつなげる取り組みです。
生徒と共につくる「森プロジェクト」
青森県内のイベントで黒石高校デザイン科の菊谷先生と知り合い、生徒の皆さんが実社会と関わりながら学べる産学連携の取り組みとして、産学合同で何かプロジェクトができないかと意見を交わしたことがきっかけでした。その中で、以前に秋田県の高校生と地域課題の解決に取り組んだ事例も共有し、教育的価値の高い実践的な学びの場をつくりたいという思いが一致しました。
産学連携は2023年の当社キッズ向けパンフレット制作から始まりました。 以降、継続的な交流を重ね、今回の【森プロジェクト】へと発展しました。
森プロジェクトのテーマは、「黒石高校 情報デザイン科の生徒の皆さんと共に“森”をつくる」。
社員が日常的に利用する食堂を、癒しと安らぎを感じられる空間へと生まれ変わらせることを目的としています。 本プロジェクトは菊谷先生と、岩手県出身の画家で特別授業講師の小林志保子先生が指導、監修され、川端美術株式会社様のご協力のもと、構想から完成まで約1年をかけて進められました。

作品概要と制作プロセス
完成したロールスクリーンのタイトルは、「Square Garden ~森を眺める~」。
全幅6.5メートル、高さ2.8メートルの作品は、4枚のロールスクリーンで構成され、森の四季の移ろいをひとつの空間として表現しています。
制作は、生徒が1年次の美術授業で描いた抽象画をもとにスタートしました。
絵具やクレヨン、発泡スチロール、スポンジなど、さまざまな素材・技法を用いて描かれた12枚の原画から、3cm角のピースを切り出し、コンピュータ上で再構成することで、一つの大きな作品へと仕上げています。
一つひとつの小さなピースには、生徒それぞれの感性や日常の風景が込められており、それらが集まることで、春夏秋冬の表情豊かな「森」を形づくっています。

大きなスクリーンいっぱいに広がっています。
お披露目会当日の様子
お披露目会当日は、黒石市長、黒石高校校長先生をはじめ、多くの関係者が出席しました。
ファンファーレとともにロールスクリーンが降ろされると、会場からは自然と拍手が起こり、完成した作品の迫力と美しさに、参加者一同が見入る様子が見られました。
制作に携わった生徒たちは、自らの手でつくり上げた作品を前に、達成感に満ちた表情を浮かべていました。

生徒・関係者からの声
プロジェクトメンバー、来賓者よりコメントを頂いております。
生徒より
「四季の移ろいをよく表現できたと思う。社員の皆さんの心の癒しになればうれしい」
高樋 憲 黒石市長より「地域の高校生が持つ表現力を、企業との協働によって形にできた意義は大きい。
本事業が、生徒自身の地域への誇りや将来への視野を広げる機会となることを期待している」
黒石高校 木立 徹校長先生より
「生徒たちが自分のアイデアを、実社会の空間で形にできたことは、非常に貴重な学びであり、
今後の成長につながる経験である」
監修 小林志保子先生より
制作過程では、思い通りにいかない場面も多くありましたが、生徒たちは話し合いを重ね、最後まで作品と向き合い続けていました。一つひとつのピースは、生徒一人ひとりの個性の表れであり、それらが集まって一つの森になる姿は、生徒たち自身の成長そのものだと感じています。

社長 並木里也子より
アートの力で、空間の雰囲気が大きく変わったことを実感しました。生徒の皆さんが時間をかけ、真剣に取り組んでくれたことが伝わってきて、完成した作品を見たときは感無量でした。この作品が、社員にとって日々の癒しや励みとなることを期待しています。


今後について
Orbrayは、産学連携事業を通じて、地域と企業、教育をつなぐ取り組みを継続してまいります。
今後も、若い世代が自らの可能性を実感し、社会と関わる機会を創出することで、地域・社会・未来の発展に貢献してまいります。


