研究開発 S.A

現在の仕事内容について教えてください。

ダイヤモンド基板の高品質化や大口径化に向けたプロセス開発を行っており、イギリスで進行中の基板大口径化プロジェクトにも参加しています。また、学会に参加し業界の最新動向を学ぶこともあります。今後は学会への発表も予定しています。
技術職として専門性を活かしながら、社内外の多くの方々と関わりながら仕事を進めています。具体的には、社内では生産技術部門等の他部署と協力しており、実験に必要な治具の制作を依頼することもあります。社外では、学会関係者や海外のプロジェクトメンバーなどと連携しています。

現在の仕事のやりがいについて教えてください。

仕事では、既存のものを改善するだけではなく、まだ世の中に存在しない新しいものを作り出せることにやりがいを感じています。特に、自分が提案したアイデアが実際に機能し、実験がうまくいった瞬間には、大きな達成感を得られます。挑戦や成果が直結し、新しい価値を生み出せることがこの仕事の魅力です。

仕事を通して身についたスキルを教えてください。

仕事を通して、社内外のさまざまな人と関わり、多様な考えに触れる機会が多かったため、他の意見を受け入れながら円滑にコミュニケーションをとれるスキルを身に着けました。また、複数の情報を分析し、整理して活用する能力も身につけることができました。

会社・部署の雰囲気について教えてください。

会社や部署には若手からベテランまで幅広い年齢層の社員がおり、若い人の意見も積極的に取り入れてもらえる風通しの良い雰囲気があります。仕事は丁寧に教えてもらえる環境で、入社後も先輩社員からさまざまなことを学ぶ機会があります。お互いをサポートし合える、温かい職場だと感じています。

Orbrayを選んだ理由について教えてください。

Orbrayは、若いうちからさまざまな経験ができることが大きな魅力です。例えば、イギリスの協力会社とのプロジェクトに入社2年目で参加できたことは貴重な機会でした。会社の規模は大手に比べ小さいものの、最先端の技術に携われる点もやりがいを感じます。また、私の勤務地である大阪研究室では大学の設備を活用して多様な装置を扱うことができ、情報へのアクセスもスムーズです。他にも、残業が少なく私生活との両立がしやすい点も働きやすさにつながっています。

将来挑戦したいことについて教えてください。

今後は、ダイヤモンド基板の低コスト化を目指し、多様な分野での普及に貢献していきたいと考えています。さらに、イギリスだけでなくさまざまな国を訪れ、多くの人と関わりながら、ダイヤモンドがより幅広い用途で活用されるよう取り組んでいきたいと考えています。国際的な視野を持って、ダイヤモンドの可能性を追求することが目標です。