研究開発 S.T
2022年入社
要素開発 技術統括(研究開発)
東京/川口(営業拠点)

2022年入社
要素開発 技術統括(研究開発)
東京/川口(営業拠点)
機構開発課に所属し、モーター用減速機の開発業務を担当しています。入社当初は制御関連の業務を行い、2024年からは減速機の開発を担当することになりました。先輩・上司の指導を受けながら、減速機の評価方法の確立や評価システムの構築に取り組んでいます。効果的なデータ収集方法の検討やソフトウェア面の開発など、幅広い視点から開発業務に携わっています。
モーターの制御開発を担当していた頃は、回路に関する知識やプログラミングを学び、機構開発を担当するようになってからは、3DCADの操作や機械工学、ソフトウェア作成の知識等を学びました。また、人にわかりやすく伝えるための資料作成技術も、学生時代と比べて大きく成長したと思います。書籍での学習やオンライン・対面セミナーの受講、上司や先輩への相談など様々な方法で仕事に必要なスキルを身につけています。
風通しの良い、相談しやすい職場環境だと思います。仕事中に困ったことがあっても、上司や先輩に気軽に質問でき、日常的なコミュニケーションも円滑に取れる環境です。
特徴的なのは、月1回開催される技術報告会です。ここでは様々な分野の専門家が集まり、フランクな雰囲気の中で意見交換が行われています。参加者は気兼ねなく意見を述べることができ、異なる視点からの有益なアドバイスを得られる場となっています。
会社のコア技術である「切る・削る・磨く」が様々な分野へと発展している点に魅力を感じました。特に、ダイヤモンド半導体に関するニュースを知り、先進的な技術開発にも強く興味を持ちました。また、座談会や面接で接した社員の方々の雰囲気も良く、この環境で働きたいと考え、入社しました。
中小企業ならではの特徴が、この会社の魅力です。業務において高い裁量権が与えられ、設計からソフト評価まで一人で担当することができます。また、分業化されていない環境のため、幅広いスキルを習得できる機会に恵まれています。
ただし、すべてを一人で抱え込む必要はなく、困ったときには上司や先輩に気軽に相談できる体制も整っています。さらに、オンリーワン製品やニッチな分野での高いシェアを持つ、本格的なものづくり企業としての強みも大きな魅力となっています。
現在取り組んでいる開発品を、今後は実際の製品として市場に送り出し、関連業界の発展に貢献したいと考えています。モーター事業部とも連携を取りつつ、新しい減速機の開発を進めていきたいと思います。
また、顧客へのモーターソリューションの提供にも力を入れていきたいと考えています。これまでは顧客に開発品を見せる機会があまり無かったため、今後は展示会などの場も活用し、より多くの顧客からフィードバックを得ることで、製品の品質向上につなげていきたいと考えています。